XRP Ledger Apex is back in Amsterdam

Register Now
Last updated
Edit

account_channels

[ソース]

PayChan Amendmentが有効になっている必要があります。新規: rippled 0.33.0

account_channelsメソッドは、アカウントのPayment Channelに関する情報を返します。指定されたアカウントがChannelの送金元であり、送金先ではないChannelのみが含まれます。(Channelの「送金元」と「所有者」は同一です。)取得された情報はすべて、特定バージョンのレジャーに関連付けられています。

リクエストのフォーマット

リクエストのフォーマットの例:

  1. WebSocket
  2. JSON-RPC
  3. コマンドライン
{
  "id": 1,
  "command": "account_channels",
  "account": "rf1BiGeXwwQoi8Z2ueFYTEXSwuJYfV2Jpn",
  "destination_account": "ra5nK24KXen9AHvsdFTKHSANinZseWnPcX",
  "ledger_index": "validated"
}

試してみる>

リクエストには以下のパラメーターが含まれます。

フィールド説明
account文字列アカウントの一意のID。通常はアカウントのアドレスです。リクエストは、このアカウントがChannelの所有者/送金元であるChannelを返します。
destination_account文字列(省略可) アカウントの一意のID。通常はアカウントのアドレスです。指定されている場合、フィルタリングによりこのアカウントを送金先とするPayment Channelに絞り込まれます。
ledger_hash文字列(省略可) 使用するレジャーバージョンの20バイトの16進文字列。(レジャーの指定をご覧ください)
ledger_index文字列または符号なし整数(省略可) 使用するレジャーインデックス、またはレジャーを自動的に選択するためのショートカット文字列。(レジャーの指定をご覧ください)
limit整数(省略可) 取得するトランザクション数を制限します。サーバはこの値に従う必要はありません。10以上400以下の範囲で値を指定する必要があります。デフォルトでは200です。
markerマーカー(省略可) 以前にページネーションされたレスポンスの値。そのレスポンスを停止した箇所からデータの取得を再開します。

レスポンスのフォーマット

処理が成功したレスポンスの例:

  1. WebSocket
  2. JSON-RPC
  3. コマンドライン
{
  "id": 1,
  "result": {
    "account": "rf1BiGeXwwQoi8Z2ueFYTEXSwuJYfV2Jpn",
    "channels": [
      {
        "account": "rf1BiGeXwwQoi8Z2ueFYTEXSwuJYfV2Jpn",
        "amount": "1000",
        "balance": "0",
        "channel_id": "C7F634794B79DB40E87179A9D1BF05D05797AE7E92DF8E93FD6656E8C4BE3AE7",
        "destination_account": "ra5nK24KXen9AHvsdFTKHSANinZseWnPcX",
        "public_key": "aBR7mdD75Ycs8DRhMgQ4EMUEmBArF8SEh1hfjrT2V9DQTLNbJVqw",
        "public_key_hex": "03CFD18E689434F032A4E84C63E2A3A6472D684EAF4FD52CA67742F3E24BAE81B2",
        "settle_delay": 60
      }
    ],
    "ledger_hash": "1EDBBA3C793863366DF5B31C2174B6B5E6DF6DB89A7212B86838489148E2A581",
    "ledger_index": 71766314,
    "validated": true
  },
  "status": "success",
  "type": "response"
}

このレスポンスは標準フォーマットに従っており、正常に完了した場合は結果に次のフィールドが含まれています。

フィールド説明
account文字列Payment Channelの送金元/所有者のアドレス。これはリクエストのaccountフィールドに対応しています。
channelschannelオブジェクトの配列このaccountが所有するPayment Channel。
ledger_hash文字列このレスポンスの生成に使用されたレジャーバージョンの識別用ハッシュ新規: rippled 0.90.0
ledger_index数値このレスポンスの生成に使用されたレジャーバージョンのレジャーインデックス新規: rippled 0.90.0
validatedブール値(省略される場合があります)trueの場合、このレスポンスの情報は検証済みレジャーバージョンから取り込まれます。trueでない場合、情報は変更されることがあります。新規: rippled 0.90.0
limit数値(省略される場合があります) このリクエストから実際に返されるchannelオブジェクトの数の制限。
markerマーカー(省略される場合があります) ページネーションのサーバ定義の値。この値を次のコールに渡して、このコールで終わった箇所から結果の取得を再開します。この後に追加のページがない場合は省略されます。

各Channelオブジェクトのフィールドは次のとおりです。

フィールド説明
account文字列Channelの所有者(アドレスとして)。
amount文字列このChannelに割り当てられるXRP、drop単位の合計額。
balance文字列使用されているレジャーバージョンにおいて、このChannelから支払われたXRP、drop単位の合計額。(Channelに残っているXRPの額を計算するには、balanceamountから差し引きます。)
channel_id文字列このChannelの一意のID(64文字の16進数文字列)。レジャーの状態データのchannelオブジェクトのIDでもあります。
destination_account文字列Channelの送金先アカウント(アドレスとして)。このアカウントだけが、Channelがオープンしている間にXRPを受領できます。
public_key文字列(省略される場合があります) XRP Ledgerのbase58フォーマットのPayment Channelの公開鍵。このChannelに対する署名付きクレームは、一致するキーペアを使用して清算する必要があります。
public_key_hex文字列(省略される場合があります) Payment Channel作成時にChannelの公開鍵を指定している場合はその公開鍵(16進数フォーマット)。このChannelに対する署名付きクレームは、一致するキーペアを使用して清算する必要があります。
settle_delay符号なし整数Payment Channelの所有者がChannel閉鎖を依頼した後に、そのChannelが開いている必要がある秒数。
expiration符号なし整数(省略される場合があります) このChannelに設定された有効期限(Rippleエポック以降の経過秒数)。この有効期限の日付は変更可能です。これが最新の検証済みレジャーの閉鎖時刻よりも前の場合、Channelは有効期限切れです。
cancel_after符号なし整数(省略される場合があります) このChannelの変更不可能な有効期限がChannel作成時に指定されている場合はその有効期限(Rippleエポック以降の経過秒数)。これが最新の検証済みレジャーの閉鎖時刻よりも前の場合、Channelは有効期限切れです。
source_tag符号なし整数(省略される場合があります) このPayment Channelを通じた支払いの送金元タグとして使用される32ビット符号なし整数(Channel作成時に指定されている場合)。送金元アカウントでのPayment Channelの送金人またはその他の目的を示します。通常、このChannelからの支払いを差し戻す場合、返金のDestinationTagにこの値を指定する必要があります。
destination_tag符号なし整数(省略される場合があります) このChannelを通じた支払いの送金先タグとして使用される32ビット符号なし整数(Channel作成時に指定されている場合)。送金先アカウントでのPayment Channelの受取人またはその他の目的を示します。

考えられるエラー

  • 汎用エラータイプのすべて。
  • invalidParams - 1つ以上のフィールドの指定が正しくないか、1つ以上の必須フィールドが指定されていません。
  • actNotFound - リクエストのaccountフィールドに指定されているアドレスが、レジャーのアカウントに対応していません。
  • lgrNotFound - ledger_hashまたはledger_indexで指定したレジャーが存在しないか、存在してはいるもののサーバが保有していません。