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channel_authorize

[ソース]

PayChan Amendmentが有効になっている必要があります。新規: rippled 0.33.0

channel_authorizeメソッドは、特定額のXRPをPayment Channelから清算するときに使用できる署名を作成します。

リクエストのフォーマット

リクエストのフォーマットの例:

  1. WebSocket
  2. JSON-RPC
  3. コマンドライン
{
    "id": "channel_authorize_example_id1",
    "command": "channel_authorize",
    "channel_id": "5DB01B7FFED6B67E6B0414DED11E051D2EE2B7619CE0EAA6286D67A3A4D5BDB3",
    "seed": "s████████████████████████████",
    "key_type": "secp256k1",
    "amount": "1000000",
}

リクエストには以下のパラメーターが含まれます。

フィールド説明
channel_id文字列Payment Channelが使用する一意のID。
secret文字列(省略可) クレームへの署名に使用する秘密鍵。これは、Channelに指定されている公開鍵と同じキーペアである必要があります。seedseed_hexpassphraseと同時に使用することはできません。更新: rippled 1.4.0
seed 文字列(省略可) クレームへの署名に使用する秘密シード。これは、Channelに指定されている公開鍵と同じキーペアである必要があります。XRP Ledgerのbase58フォーマットにする必要があります。指定する場合は、key_typeも指定する必要があります。secretseed_hexpassphraseと同時に使用することはできません。新規: rippled 1.4.0
seed_hex文字列(省略可) クレームへの署名に使用する秘密シード。これは、Channelに指定されている公開鍵と同じキーペアである必要があります。16進フォーマットにする必要があります。指定する場合は、key_typeも指定する必要があります。secretseedpassphraseと同時に使用することはできません。新規: rippled 1.4.0
passphrase文字列(省略可) クレームへの署名に使用する文字列パスフレーズ。これは、Channelに指定されている公開鍵と同じキーペアである必要があります。このパスフレーズから導出した鍵は、チャネルで指定された公開鍵と一致する必要があります。指定する場合は、key_typeも指定する必要があります。secretseedseed_hexと同時に使用することはできません。新規: rippled 1.4.0
key_type文字列(省略可) 指定された暗号化キーペアの署名アルゴリズム。有効な種類は、secp256k1またはed25519です。デフォルトはsecp256k1です。新規: rippled 1.4.0
amount文字列承認するXRPの累積額(drop数)送金先がこのChannelからすでに受領しているXRPの額がこのフィールドの額よりも少ない場合、このメソッドで作成される署名を使用して差額を清算できます。

リクエストでは、secretseedseed_hexpassphraseのうち1つだけを指定する必要があります

警告: 信頼できないサーバに対して、またはセキュリティが確保されていないネットワーク接続を通じて秘密鍵を送信しないでください。(これには、このリクエストのsecretseedseed_hex、またはpassphraseフィールドも含まれます)このメソッドは、自身が実行するサーバ、または資金を預けている十分に信頼できるサーバへの、安全で暗号化されたネットワーク接続でのみ使用してください。そうでない場合、盗聴者があなたの秘密鍵を使用してクレームに署名し、同じキーペアを使用してこのPayment Channelなどから資金をすべて持ち出す可能性があります。手順については、安全な署名の設定をご覧ください。

レスポンスのフォーマット

処理が成功したレスポンスの例:

  1. WebSocket
  2. JSON-RPC
  3. コマンドライン
{
    "id": "channel_authorize_example_id1",
    "status": "success",
    "result": {
        "signature": "304402204EF0AFB78AC23ED1C472E74F4299C0C21F1B21D07EFC0A3838A420F76D783A400220154FB11B6F54320666E4C36CA7F686C16A3A0456800BBC43746F34AF50290064",
    }
}

このレスポンスは標準フォーマットに従っており、正常に完了した場合は結果に次のフィールドが含まれます。

フィールド説明
signature文字列このクレームの署名(16進値)。このクレームを処理するには、Payment Channelの送金先アカウントがこの署名、正確なChannel ID、XRPの額、およびChannelの公開鍵が指定されたPaymentChannelClaimトランザクションを送信する必要があります。

考えられるエラー

  • いずれかの汎用エラータイプ
  • badKeyType - リクエストのkey_typeパラメーターは、有効なキータイプではありません。(有効なタイプは、secp256k1またはed25519です。)新規: rippled 1.4.0
  • badSeed - リクエストのsecretが有効なシークレットキーではありません。
  • channelAmtMalformed - リクエストのamountが有効なXRPの額ではありません。
  • channelMalformed - リクエストのchannel_idが有効なChannel IDではありません。Channel IDは256ビット(64文字)の16進文字列です。